たまねぎくんの日常

不登校、別室登校、自閉症、HSC・・たまにたまねぎくん目線でエッセイを書きます。

繊細ちゃんと自閉っ子の家での勉強方法

休校じゃなくても息子はこの丸1年学校に行かなかったので、家庭で勉強をしていました。
娘もここ最近は不登校していたので、すでに家での勉強方法は個性的なうちの子ども達用にカスタマイズされています。

(前にも勉強方法の記事を書いたけれど、時期によってやり方は変わるものです。)


うちの子二人の勉強方法

繊細ちゃんの娘(小2)


娘は新しいことは不安、できないと涙。
何かするとしたら、だれかとワイワイ言いながら一緒にゆっくり進めたいところがあります。

そこでやったのは・・

まず、大好きな〝あつまれどうぶつの森〟の島に住んでいるキャラクターを印刷して、割り箸に貼ります。

勉強仲間の完成。

娘はこの仲間たちと一緒に教科書を読んだり問題を解いたりしています。

彼らは娘が教科書を読むと「なるほど〜」「今のセリフ本物みたいだったね!」など感想を言ったり
問題を間違えて、娘に教えてもらったり、
時には娘を励ましてくれます。

(声の主は全部母)



お人形遊びの延長です。はたから見たら奇妙な気もするけど、これは今すごく上手くいっている方法です。
毎回「もっとやりたい!」と言います。
勉強以外のところに話が膨らんでいくのも楽しいみたいです。


自閉っ子の息子(小4)


彼は何かをやらされるのが嫌いだけど、母としては漢字と算数は身につけて欲しくてゲームの前に漢字2文字とか本当に少しだけ取り組ませています。

ある日の朝

たまねぎくん(息子)「おはよう・・ゲームするね・・」

母「漢字書いてからゲームしようね」

たまねぎくん「2文字だけだよ」

カキカキ・・


という朝もあれば

「えー漢字やらないよ、おやすみ」

と倒れてしまうこともあります。
たまねぎくんは字を書くとすごく疲れてしまうようなのでやりたくない気持ちを受け入れて、別の勉強に変更。漢字の読みだけとか算数とか、できることを一緒に考えて、何時ならできそうか聞きます。

勉強はやる気なし、けれど理解力は高い、興味のあることはとことん、なタイプだから、好きそうな学習漫画や本を置いておいたらいつのまにか身についていた・・てのもあります。


この子はタイミングも大事で、ゲームの時間が終わって満足し何もしていない考えていない時間を見計らい私がさっと学習内容(授業動画や教科書)を提示。すると頭に入っています。
よくやるのは、行儀が悪いかもしれないけれど息子がおやつを食べているときです。



今はなんとかこんな感じでやってきてるけれど、精神的に成長してもらわないと勉強を続けられなくなるだろうと思っています・・。妹もおうち組に加わったので良いタイミングでできなくなってきましたし、子ども二人分の時間を母が確保するのもなかなか大変です。
あと書くのが苦手で嫌がるから漢字やローマ字、英語はなかなか進みません。(漢字はもう見て書けたらいいかなくらいに思ってます)


タブレット学習がオススメと言われたことがあるけれど、この子はタブレットだからといってテンション上がるわけではなく、つまらないと感じたらやりません。タブレットでひとりで学習を進めるのは難しいと思われます。


補足、まとめ

二人の勉強方法はこんなかんじです。
勉強を嫌いになるのが一番良くないので無理強いせず宿題は取り掛かれそうなもののみ。提出しないつもりです。
息子は、去年は教科書への拒否反応があったのでやらなかったけれど今年は教科書を読み進めていくスタイルでやってみています。あとは苦手なところと反復が大事なところを本当にちょこっとずつさせています。
学校の勉強は好きとか嫌いとかじゃなくただ「やる物」としてこなしていくものなのだと思いますがそれはうちの子にとって難しいです。

似たようなお子さんには参考になるかもしれませんが、オススメの方法とかではなく、私が「みんなどうやってるのかな」と気になっているのがまずあって、「私は今こうしてる」ということを記事にしました。



去年は「おうちゼミ」を中心に学習しました。今年も購入しています。

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