子どもの不登校から振り返る、母のメンタル推移
不登校、行き渋りで悩むお母さんは本当に大変なんです。メンタルが!
不登校、夫が無理解
↓
休んでるけど将来はどうなるの?家でどうすればいいの?
↓
働きに出られない、ホームスクーリングがしたい、お金ない
これは私の今までの悩みですが、今の私は息子の不登校に納得してメンタル的にはすっかり落ち着います。
行ったり行かなかったりの方が毎日辛かったな・・
そんな母のメンタルの推移を振り返ってみようと思います!!
目次
息子の行き渋りと夫の無理解
息子、幼稚園
息子は特に寒さに弱く、冬のみ激しく行きしぶり。何とか登園してみると、帰りは笑顔になっている。
私:「嫌な気分になるのは朝だけだ、頑張って行かせよう!」
徒歩なので行きつ戻りつ時間がかかり、娘はベビーカーなので身軽とは言えず私もちょっと泣きながら連れて行ったり。
それでも家から出られず連続で数日お休みすると
夫:「お前の教育はどうなっとるんや」「殴ってでも連れて行け」「幼稚園やめるか決めさせろ」
私:(昭和気質のダメ親父じゃん・・どうしよう)
モラ夫ぶりを発揮。私も息子も苦しかったです。暖かい季節になると、登園することができ何とか毎日をこなしました。
母のメンタル マイナス10
連絡帳問題
息子、小学校入学
1年生は楽しく通い、2年生では2週間に1度お休みがだんだん1週間に1度になり、一日置きになり・・ついに週1のみの登校になりました。
朝、なかなか起きられない、抱っこしてテレビの前まで連れて行く、学校に行くと言いつつ玄関から出られない(出発時間)、励まして説得するけどそれでも行けなかったら連絡帳を近所の子に渡さないといけない、でももうすぐ妹の園バスが来る時間なのに息子にかまってたから準備が出来てない!みたいなバタバタした毎朝でした。
毎朝息子にどう接したら励ましになるか考え、無理なら連絡帳を書き近所の子に渡し、間に合わなければ私が集合場所まで行って「先行っててね!」と伝え小学校に電話をし担任に説明。近所の子に毎日連絡帳を持って来てもらうのも悪いし。私もその日の予定が狂い。
連絡帳が一番しんどかった。学校のルールで「お休みの連絡はなるべく連絡帳で」と記載があり、どうするのが一番いいのか分からなかった。悩んで朝は電話連絡、放課後は私が自分で取りに行くようになり、妹が入学してからは母子登校してるから私が持って行って、妹が持ち帰ってる。近所の子も大変だったと思う。
行けない日が続くと担任の先生が家まで様子を見にきました。
話したこともないのに教頭先生も来ました。
(挨拶だけして、帰る)
教頭先生まで来ちゃうと、なんだか行かせないといけない気持ちになり、息子に強めに声をかけてしまうので「来ないでください・・」と断りました。
母のメンタル マイナス20
やっぱり夫
私はどうすれば良いのか悩んでいました。
私自身も小学校低学年の頃はちょくちょくお休みしていました。不安が大きかったからです。でも息子の不登校の理由が「寒いから」「面倒くさい」、そして何とか行くと「楽しかった」と言って帰ってくる・・ので、頑張れ〜!と行かせていました。
夫には「殴ってでも・・」「お前が甘やかすからだ」「もっと厳しくしろ」と言われ、「厳しくしない私のせいなのかな」「行かせないとこの子が殴られるかも」と思い、数日車で無理やり学校へ連れて行ったこともあります。(息子はなかなか動かないし涙も出るのですが、それでも息子は帰宅したら「楽しかった」と言っていた)
夫の指示で朝、玄関前にポンと放り出して鍵を閉めたこともありました。すると学校へは行かず庭や倉庫に隠れていました。夫が出勤してから家の中に入れました。
ホントに夫の理解がなかったね。私も無力で本当に情けなく、家庭内の雰囲気が悪かった。
母のメンタル マイナス30
夫が考えを改める
その辺りで、私が発達障害の本を手に取るのです。
自閉症スペクトラムの特性が当てはまっていること、とりあえずそういうところがあると思って育てるということを夫に伝えました。
「今日は行けなかったけど放課後一緒に時間割を取りに行けた、これでよしだと思う」など仕事中にLINEで伝えました。文字だと意見を伝えやすいので。
そして、夫が本当に急に考えをあらためました。
こういうブログを読んで、自分に非があると思ったみたいです。
あとは、部下を育てることについて勉強する中で講義系のYouTubeを見て、息子の問題と重ね合わせて考えを改めたようです。夫にとって説得力のある説明だったんでしょう。ありがたい。そして話を聞いてくれる夫に大変身!急になんなんだ!息子の将来のこともお金のことも「なんとかなるよ」と。そう言ってもらうと、なんとかなるような気がしてくる。
不登校になりたての数ヶ月、息子は機嫌が悪くて一緒にいるのが辛い時もあったのですが今は明るく過ごしています。
母のメンタル プラスマイナス0(平常運転)
母子登校はじめました
妹入学、母子登校
母子登校は息子ではありません。娘です。娘も出がかかるのでした。短時間のパートでも始めようかと思っていた矢先。母子登校は時間も気力も奪われるので地味に辛いです・・
娘が大丈夫になるのを待ってあげたい気持ちの方が大きいので続けています。
母のメンタル マイナス8
母、Twitterを始める(おそるおそる)
同じ境遇の人のTwitterを追うと、いろんな情報が手に入るし、メンタル面でも共感できたり。ハッとさせられる言葉でいっぱいです。
もちろんいろんな人がいると思うけど、真面目に不登校や発達障害について考えている方のTweetは素晴らしいです。
まだあまり呟けていませんが毎日ガン見しています!
Twitterのおかげでホームスクーリングをやってみようかなと思えたり、給食を止める決断もできました。
母のメンタル プラス12
お金の心配があるのでメンタルの数値はそこまで上げられないけど。生き方について、幸せについて色々と考えることができて、夫婦関係も前より良くなりました。
ホームスクーリングで、お金をかけてはるばる旅行や習い事をして経験値をアップ、なんてのはできないので、家でできることをやっていこうと思います。そもそもそこまでの気力がまだうちの息子にはなく、まだまだエネルギー充電期間です。
分かったこと
結果、一番辛いのは行ったり行かなかったりの時期、夫の理解がないときでした。
これに、例えば実家と同居していてじじばばの理解がなかったり、クラスメイトのママからどうでもいいアドバイスを受けたり、学校の無理解など重なってくる人はもっと凹みますね。
子どもの不登校はもっと温かく迎えられるものであってほしいです。