漫画ばかりから活字の本への回復
息子は読書が好きで大体活字ものを読みますが、ちょっと思うところあって私の好きな漫画である〝NARUTOーナルトー〟を読ませてみました。
NARUTO―ナルト― モノクロ版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 岸本斉史
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/09/21
- メディア: Kindle版
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息子は面白くて面白くてどハマりし、図書館で一度に10冊くらい借りて、何度も読み返していました。そして先日、全72巻を読み終わりました。
私が、NARUTOを読ませようと思ったのは
・孤独が辛いことだとか、いい仲間といる価値とか、努力することが素敵だとか、そういうことが少しでも感じられたらと思った。
→本人からそういう言葉はでないから、どうだったんだろう。キャラクターやストーリー自体すごく面白いから、そんなところまで感じていないかもしれない。
・小学生らしいアニメ(ONE PIECEやポケモンなど)を見ないので、そういうものに触れる体験をさせたかった。
→ゲラゲラ笑いながら読んでいたから、そんなところも見られて良かった。
で、ナルトを読ませたのはいいけれど。
私もなるんだけど、面白い漫画をたくさん読むと次に活字を読んだ時、なかなか頭に入らない。だから「やっぱり次も漫画!」となってしまう。息子が活字を嫌がり始めた。
けれど、活字に戻してあげたかったからナルトを全巻読見終わったら、漫画を借りる冊数を減らして、代わりに短編を増やし、読み聞かせも始めた。
(どちらも、意外な結末が待っていて面白い。たくさん本を読んできた子には予定調和じゃないものが良い感じ。)
そうしたら、だんだん戻ってきた。2週間くらいだったと思う。もともと月100冊の児童書を読んでいたからね。でも安心した。活字が読めるのは素晴らしいことだから。
結論:ストーリーが面白すぎる漫画を一気に読ませるのはよく考えないといけません。
今も時々、二人でナルトネタで盛り上がります。