たまねぎくんの日常

不登校、別室登校、自閉症、HSC・・たまにたまねぎくん目線でエッセイを書きます。

息子のクラスメイトとの会話(母)

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夏休み。小学校のプール解放に小1娘が行けたから不登校の小3息子も・・ってわけにはいきません。

母がプール監視の当番に行ってみると、プールに来た息子のクラスメイトが母に声をかけてくれます。息子の学年は1クラスだけだから、顔見たら誰だか大体わかる。

 

「なんで来ないの〜?」

って悪気なく質問してくるのは口達者な女の子が多い。返答に困るけど、ぼやかして答えてます。

 

「ずっと待ってるんだよ」

「◯◯くんは、物知りで面白い」

「来て欲しい」

ってある男の子が言ってくれて、嬉しかったな。

「夏休み明け、がんばるよ〜」と言って別れました。

そんな嬉しい言葉を息子に伝えると、無言ですがニヤリとしていました。ちょっとは嬉しかったんでしょう!

他の男の子も、たまたま息子とばったり会った時普通に接してくれます。2年生までは落ち着きのなかった子達で、てっきり質問攻めにされるのかと思ったのに。ありがとう、温かい気持ちになったよ・・!

 

先日、子どもがお休みしたり母子登校しているお母さんが、「小学校は行かなくても、卒業証書貰えるから〜(行けなくても大丈夫)」って言っていて。

私への励ましかな?きっと私への励ましと自分への言い聞かせだな、と思いました。

私はといえば

「卒業はできるけど、人とコミュニケーションをとる力が成長していかない、外に出ないことが骨の成長によくない、大人になって暮らしていけるだけ稼げるのか」

と時々ぐるぐると心配になるときもあれば

「今はさなぎの時期だから。息子はゆっくり休んでエネルギーを貯めて、私は息子の特性を把握して、できる限りの配慮と環境の準備をする期間。学校にそのうち行けるようになるし、行けなくてもなんとかなる。」

「今の時代、個人がネットを使って物を売ることができるから普通の就職ができなくても大丈夫。例えば息子はプログラミングが向いてると思うからアプリを作れるようにするとか、好きなこと得意なことを増やしてその中から仕事に持っていけるようなものがあればいいな・・」

「鬱になったら大変だから、そうなる前に休んでくれてよかった」

と前向きに思うこともあります。

小学校は息子と私に寄り添おうとしてくれているし、息子は先生とクラスメイトに恵まれているほうだと思うので、私は学校に行かなくても良いとは思っていなくて、登校の練習も息子の様子を見ながらしていきます。ただ、〝ずっと登校できなくてもなんとかなる案〟を考えていないと落ち着きません。

 

先ほどのお母さん、もっと喋ってみたいな〜。