たまねぎくんの日常

不登校、別室登校、自閉症、HSC・・たまにたまねぎくん目線でエッセイを書きます。

不登校、妹への影響

うちには、自閉症スペクトラムの疑いがあり不登校の小3息子、そして小1娘がいます。

小1娘は息子のような特性はありませんが、6月に入り「学校に行きたくない」と言うようになりました。


「おにいちゃんといきたいのにいけないし」

「ひらがなのなおしがたいへんだし」

「きゅうしょくたべるのおそいし」


などと本人は初め言っていたけど、結局一番の理由は「おかあさんとはなれるのがさみしい」っていうことでした。(担任の先生が行きたくない理由について、いくつか選択肢を出して本人が選んだのがこれでした)

息子の事で相談しているスクールカウンセラーの先生にも「きょうだいが不登校だと寂しくなるのはよくあります」と言われ。

今は母が毎朝妹を教室まで送り、しばらく教室にいます。私がいる間、チラチラこちらを見てニッコリ。可愛いです。
それで、笑顔で帰って来られています。


小1妹の性格、心配なところといえば・・・

・動作がゆっくり
・喋るのもゆっくり
・だけど、頭の回転が遅いわけではないので気が散りやすい
・恐がりなのと動作がゆっくりなので何かができるようになるまで時間がかかる
・寂しがりの甘えん坊
・内気で、クラスメイトや先生にお願いしたり質問したりができない
・学校で次自分はどうすればいいかわからないととても不安
・人の言葉の調子や表情に敏感で、ちょっとした事で傷つく


こんな感じなので、学校に行くのが不安になる条件は揃っていて、息子のことがなくても「行きたくない」とは言っていたと思います。1年生だしね。
(娘の名誉のために付け加えておくと、真面目で素直、優しくて歌が好きでいいところもたくさんあります!)
心配要素はたくさんあるけれど、少ない語彙の中からでも状況を説明するのが上手、というすごい得意技を持っているので家で「今日こんなことがあってこんな気持ちになった」とお話ができます。これだけで何かあっても前へ進んでいけると思っています。
息子は学校でのことほぼ話しませんでしたからね!^ ^;

兄妹二人とも不登校になったら・・と考えた当初、母のメンタルはしんどかったです。娘とは言葉のやり取りがちゃんとできるので、話し合って必要な事をサポートしていこうと思います。

まとめ

不登校のきょうだいは

・母を取られた感じがして寂しくなる
・自分も行きたくない気持ちと戦っているのに、とモヤモヤする
・学校に行きたくないと言い出すかも


そりゃあそうだよね・・。妹のケアも大事でした。