娘も発達検査を受けました
娘が発達検査を受けました
息子が受けてから一年も経っていないなあ。
娘は動作がゆっくりでぼんやりして見えるけど、心優しく繊細でいいところは沢山ある。
何が出ても、受け止めなくちゃ!とかなり心を硬くして結果を聞きました。
結果、言語理解と知覚推理のIQがかなり高く、ワーキングメモリと処理速度が低めに出ました。診断名はまだです。
高いところに関して、「アメリカだったらギフテッドと言われるよ〜」と言われたけれど、
知的に低くても納得していたかも。
息子は多弁なので高IQはわかりやすいけれど、娘は何事にも時間がかかるし、小さな失敗でうわぁーっとなるし、感情の起伏も激しいから何なのかわからなかった。ただ「説明する力」と絵や工作をするときの「色使いや組み合わせのセンス」はとても高いなあと思っていた。
頭の中では高度なことを考えているのに、それを表したり仕事をする部分の能力が低いからイライラしたりうわぁーっとなったりするそう。
IQが高いと言うと、「障害者」でも印象は違って、夫にはとても説明しやすくなった。前向きに捉えてくれるから。
二人とも学校に行けていない、それを少なからず私のせいにした夫。私は今までひどいことをいっぱい言われた。それは夫の中の不安が現れているんだと最近分かった。でも時間をかけて、子どもたちに起こっていることが頭の中に浸透して受け入れ態勢を整えているかんじがある。普段忙しい人で仕事などで頭をいっぱいにしているから受け入れたり納得するまでの時間は私よりずっとかかるだろう。
検査への疑問
検査の一つに「牛って何ですか?」という質問がある。
娘は「モーってないて、牛乳が出て・・」と答えていた。きっとこれが正解なんだと思う。
息子の場合、なまじ色々知っているだけに突き詰めて考えてしまったようだった。頭の中で「乳を出す牛もいれば、出さない牛もいる」「白黒の牛もいれば、茶色い牛もいる」とぐるぐる考えたようだった。端的に正確に答える言葉を持ち合わせないから「わかりません」と答える。牛について何もいえなかったらIQは低く出るよね。こんなのがたくさんありました。
「牛について、知っていることを教えて」と聞かれたら何か答えられていたと思う。
ここは検査をする側の腕の違いが大きく出る。質問の意味が届いていないと思ったら、言い方を変えたり、相応しい声かけをするべき。息子のときはそれがなかった。そこが残念。娘の方で良い心理士さんに出会えたから、娘と同じ病院に転院しようと思う。
ビリーアイリッシュ
ビリー・アイリッシュはトゥレットだったり、聴覚情報処理障害があるそうで、お兄ちゃんとホームスクールで育ったそう。今は二人で音楽をやっている。本当に素敵な話。
学校に合わない子も、いいところを伸ばして幸せにちゃんと暮らせるような世の中がいいな。