宿題を嫌がるので夏休みの宿題も絞りに絞ってる
不登校で発達検査を控えている小3息子。自閉症スペクトラムの疑いがあると言われています。
勉強は理解できるけど、単純作業が嫌、字を書くのが嫌、と宿題が辛いようなので、例えば計算ドリルの問題が20問あったら、暗算できるものは口頭で言わせ、筆算など書かなくちゃいけないものなら3、4問に減らします。
ホワイトボードに書く方が少し楽なようなので、もしかして鉛筆が嫌?と思い色んなペンを試してみようとシャーペンを本人に選ばせて買ったらお気に入りになり、二日間だけ書くことを頑張っていました。やる気満々、すごい速さで解いていました。そして三日目に書かなくなりました。こういう場面を見るたびに、できないわけじゃないんだよなあ、でもわがままでやらないわけじゃないんだよねと思わされます。はたからみると理解し難いところだよね、とも。
機能的なものに惹かれる
小学校の先生方に発達検査を受ける旨を話し、スクールカウンセラーの先生との連携もとれているので宿題を絞ることに抵抗がなくなりました。
そもそも取り掛かるまでも大変なんだけれどね・・・
取り掛かりのきっかけとしては1日2時間に決めてるゲームの時間を、「翌日から前借りしたい」と毎日言うので(^^; 「前借りしたいなら、宿題してからだよ〜」とやらせています。
1年生の時は一人でやってくれた宿題、3年生の今、側についていないとできないという。小3からリコーダーが始まってるのに一度も音楽の授業を受けていないから私もリコーダーを買って一緒にほんのちょこっとずつ練習。
息子の特性で、興味があったらものすごく吸収が早いんだけどな。
反対に興味のないものは取り掛かるのも難しく、なかなか覚えられない。
今は漢字の書き取りがなかなか頭に入らなくて毎日少しずつ書いても覚えられません。いっそのこと一時的にやめたほうがいいかな?と思うこともあります。
そしてほとんど外に出ず読書がはかどっていて、(周りとコミュニケーションがとれないので最近まで読書量を減らしていましたが、夏休みは妹が家にいるしずっとは付き合えず本の力を借りています。)最近新たに「面白いから続きが読みたい」と言った本がこちらです。
フォーチュン・クエスト 1 世にも幸せな冒険者たち (ポプラポケット文庫 62-1)
- 作者: 深沢美潮,迎夏生
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2007/10
- メディア: 単行本
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シリーズもので文字が多く、続きもたくさんありそうなので、息子が好きになってくれてラッキー。何年も前に出たもので、今は人気が落ち着いていて図書館ですぐに借りられました。
普段外に出ないけれど、公民館の工作や科学のサマースクール、夏祭りには行けています。不登校でもそういうところでクラスメイトに会うのに抵抗はない様子。やっぱり私のイメージしている不登校とは違うわ・・・。
外に出られることは本人にも家族にとっても良いことです。
残りの夏休み、わが家も皆さまも楽しく健やかに過ごせますように!