ゲームの好きな不登校の息子、最近の私からの取り組み
もともとインドアでほぼ家の中にいる小3息子。
今、ゲームのマインクラフトにハマっています。一つ好きなものができたら頭の中がそればかりになってしまうところがあり、ゲームをしていない時もマイクラの話を延々としています。マイクラが空間把握能力、プログラミングの基礎となる力を育ててくれたり、最近は元素を組み合わせるようなこともできて楽しい学びになる一方、きりがなくいつまでもやり続けられてしまうところが心配です。
不登校になった当初は、「学校に行ったらゲームができるよ」というルールにしていたので全くやらせていませんでした。
でも自分の気持ちを話さない、イライラしている息子を見て、
「まずは好きなことをさせろ。話はそれからだ!」
って言われてる感じがしたんですよね・・。ゲームをさせないことが、学校に行かない罰になっている感じもいけないと思いましたし。
試しに無条件で、妹が小学校に行っている間やらせるようにしました。「お母さんちょっと思ってることがあって、しばらく自由にやっていいからね。」と言って。この感じだと一日6時間くらい出来ちゃいます。1週間くらい、やらせました。
そうすると表情がスッキリしてきて、笑顔で話す時間が増えました。好きなことに時間を忘れてのめり込む息子。
次に食事や宿題を済ませなければ出来ない約束をして、最低限のことはささっとやるようになりました。私との会話が増え、他愛ない会話が増えてきました。やっぱり、やらせて良かったと思いました。
不登校当初は、無理やり連れて行ってみたり、怖い声でお説教したりしたので・・母への不信感があったと思います。
信頼を回復してきたと思えたので、ゲーム時間はここから減らしていきました。
まず、妹が朝登校してから帰宅までだったのを13:00までにしました。(妹が遅刻して行っていた時期なのでゲーム時間は4時間くらい。)
「ゲームだけじゃなくて、他の得意なところも伸ばしたいんだ。興味のあることも今からもっと増えていくと思うし!今はゲームばかりで別のことは考えられないから、時間を減らしていこう?それにもともとは学校をお休みしてゲームなんてできなかったところ、13:00までできるのは嬉しいよね。」と言いました。
次は、11:00までにしました。(ゲーム時間は3時間くらい)←今現在
夏休みから、1日2時間になる約束です。
思ったよりすんなり短く出来ているんです。まだ小3なのと、私がずっと家にいるからというのもあると思います。その時間に切り上げるのは大変そうですが、ここを切り上げる方法を一緒に考えられたらとってもいいと思います。
以前マイブームだった植物は、クールダウンしているものの今でも好きなので、ゲームをしていない間は植物や科学実験のほうへ気持ちをひきつけるようにしています。
(今写真の縮小ができなかった、大きくてごめんなさい。)
本人がボードゲームをやりたいということも増えてきました。久しぶりにやると、上手になっていて私が負けます・・。
アルゴ、 幼児でもやっている子がいるみたいですが、息子が小さい時はハマらず。面白くなってきたのは小3の今のようです。
これも好きでよくやります。
最近飼い始めた猫も、良い遊び相手になってくれています。
ゲームですが、私が子どもの頃は無制限だったので何時間もプレイしていました。
楽しかったし、中学生にもなるとやりたい気持ちもあんまりなくなりました。ゲームが悪いとも思っていません。
でも、ゲームに費やした時間の半分でも別のことに使えたら違ったのかなって思ったり。少なくとも私は、他の有意義なことができたら良かったなと思っています。 まー親が忙しかったから。
ネットを読むと、「不登校の子のゲームは制限せず飽きるまでやらせたほうがいい」っていう意見もあります。うちの息子はやり込みすぎる特性があるので、やっぱり周りがうまく離れさせたほうが良いかなと考えました。
ゲーム時間0だったところを一旦たくさんやらせて、徐々に少なくする・・どう転ぶか分かりませんでしたが、信頼を失わずにまずまずうまく行っています。
夏休み明けは、登校にチャレンジするつもりです。